INTERVIEW

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笑福亭里光
落語

お客さんと一体となるような配信がいい。

自己紹介をお願いします
笑福亭里光と申します。
兵庫県の西宮というところの出身でして、大学がこっち(東京)だったものですから、そのまま鶴光(笑福亭)のとこに入ったということです。
普段はどんなところで活動されてますか?
基本的には都内の寄席になります。浅草演芸ホール、新宿末廣亭、たまに国立演芸場とか出ますけど。
あとは要望があれば全国どこへでも駆けつけてます。
面白エピソードはありますか?
昔は笑点くらいしか落語家がでてるテレビ番組がなかったので、地方に呼ばれた時に「どんな感じですか、舞台は?」と聞かれ、「まあ笑点みたいなもんです」と答えたんです。
現地へ行ってみたら座布団が5枚並んでまして…一人で喋るちゅうねん!!
コロナの影響は?
まあ舞台関係の方はみんなそうだと思いますけど、公演ができなかったり、できても客席は半分とかね。
定員を半分にしてもお客さんも怖がってなかなか来ないですしね。
自主公演の時なんかは定員半分の時は会場費も半額にしてって思うんですけどね、満額取るんですよ。
笑いにはどんな効用がありますか?
今はストレス社会ですし、特に今はコロナで自粛、自粛でストレスが溜まっていると思いますので、笑いによって少し緩和できるんじゃないかなと思います。
それと心だけじゃなく身体の栄養にもいいらしんですね。免疫力が高まるというデータもあるみたいなんですよ。
笑いというのは心の栄養とともに、身体の栄養にも繋がってくるのではないかと思っております。
VRの映像を見てどう思いましたか?
初めて見たときはビックリしましたですね。舞台を180度見れるというのは、本当に舞台を観に行ってるような感じになりますね。
特にお芝居、演劇というのは臨場感も出ていいんではないかなと思います。
今後力を入れていきたいことは?
映像配信というのは力を入れて行くべきものだと思います。ただ無観客というのは味気ないので、できればライブ配信がいいですね。
会場にいるお客さんと配信を見ているお客さんに一体感が生まれるようなそんなことを目指したいです。
お客様に一言
本当は生の舞台を見にきていただくのが一番ありがたいし、お客さんにとってもいいと思うんですけど、今は出かけづらいと思いますので、この「舞台deVR」を見て客席にいるお客さんと一体になって楽しんでください。